お子さまの就学を8カ月後に控え、マイホーム建築を思い立ったという。そんな時、知人から紹介されたアンセップホームの営業担当者に会ったことがきっかけで、T様の家づくりが動き出しました。

初対面の時から、営業担当者とも打ち解けて話せたというご主人。「打ち合わせは、そのほとんどが雑談。肝心なことは最後の何分かで決めるっていう感じでしたよ〜」と、いつも会話がはずみ、楽しい打ち合わせとなりました。

そんなT様が最もこだわったのが色使い。ナチュラルカラーをベースにキッチンは、バスルームは緑といった具合に、空間ごとにテーマとなる色を決めてコーディネートしていきました。LDKや玄関ホールなどは、天井を一部高くしたり釣り下げ式の照明の代わりにダウンライトを多用することで、開放感を演出。

そのおかげでリビングは、52インチのテレビが小さく見えるほど広々した空間に仕上がっています。

第一印象を優先しながら、テキパキとプランを進めていったT様が、唯一大きな変更を依頼したのが家の顔とも言うべき外観。「平凡なのは嫌。どの角度から見ても違う形の家にしたい」という漠然とした要望に、何度か図面をやり直しました。

こだわりの書斎を手に入れたご主人は「知人の紹介だったから間違いないと思ったし、早くに何でも話せる信頼関係が築けたので、限られた時間の中でも満足のいく住まいを作ることができました」と、この家にすっかりご満悦の様子。

仕事をしながらうたた寝しても大丈夫なようにと、書斎を畳敷きにしたのに、なぜかリビングでテレビを見ながら寝てしまうのが、ご主人の唯一の悩みだそうです。

玄関ホールも天井を一段上げて広々と。その隣に24時間換気システムの吸気口を設置。熱交換式で快適な空間が保たれています。

玄関ホールに直結させた和室はゲストルームとしても利用でき何かと便利。床の間には、生け花の師範でもあるお父さま作の生け花が飾られていました。

下がり壁を利用した吊り戸棚などキッチンまわりには便利な収納がいっぱい。
冷蔵庫の横にも、階段下空間を利用したパントリーを設けました。

天井を一段上げ、空間に広がりを持たせたLDK。
正面の壁だけ模様入りのクロスを貼りアクセントをつけました。

女の子らしく赤とピンクを基調にコーディネートした子供部屋。男の子の部屋は緑と青が基調に。

ご主人こだわりの畳敷きの書斎。窓の位置も座った状態で眺めて丁度いいように調整しました。